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発表会に向けて、シューマンの『献呈』を練習中。
冒頭に現れるこのテーマは、言葉にできないほど美しく、まるで「あなたに捧げる」という思いそのものが音になったよう。
やがて旋律は左手へと移り、その上を右手の速いアルペジオが包み込むように流れていきます。
愛情が静かに、そして深く掘りがっていく場面。
手が小さい彼女にとって決して簡単な曲ではありませんが、音楽の意味を感じながら、丁寧に、懸命に向かっています。
一音一音に心を込めて。
本番での響きが、今から楽しみです。